Keepa×キーゾンの使い方|売れてる数の読み方

こんにちは、Nakoです。中国輸入Amazon物販を始めたばかりの頃、Keepa 公式サイトのグラフを前にして「で、この商品って結局月に何個売れてるの…?」とフリーズしていた時期がありました。Keepaは価格や在庫の履歴を細かく見せてくれるのに、「売れてる数」だけは数字で書いてくれないんですよね。
そこで私が落ち着いたのが、Keepaとキーゾンの併用です。今回は、美容師と物販を両立しながら月商100万円までたどり着いた私が、Keepa×キーゾンで「売れてる数」を読むための導入手順と、初心者がやりがちな失敗パターン7つをまとめました(※あくまで個人の体験談であり、収益・成果を保証するものではありません)。読み終えるころには、商品ページを開いてから「アリ/ナシ」を判断するまでの流れがイメージできるようになりますよ。
Keepaは価格・ランキング・出品者数の「推移」を見る道具、キーゾンはASINごとの「月間推定販売数」を数字で見る道具です。役割が違うので、片方だけではリサーチ精度が上がりません。先にKeepaの有料アカウントを用意し、そのうえでキーゾン(無料のChrome拡張)を入れて連携する。あとはグラフの波形とキーゾンの推定販売数を突き合わせて、90日平均価格で利益が残るかを確認するだけ。この順番を守ると、在庫を抱える失敗はぐっと減ります。
Keepa×キーゾンの併用が必要な理由

まず、なぜ2つ使うのかをはっきりさせておきます。ここを理解しないまま導入すると「両方入れたのに判断できない」状態になりがちなんです。
Keepaだけでは「売れてる数」の推計精度に限界がある
Keepaで分かるのは、あくまで価格・ランキング・出品者数などの履歴です。ランキングがガクッと下がった(=順位が上がった)タイミングが売れたサインなので、その回数を数えれば販売頻度の”あたり”はつきます。
ただ、これはあくまで目視カウントなんです。ギザギザが細かい商品だと数えきれないし、カテゴリによってランキングの動き方も違います。「月に何個売れているか」を人間の目だけで推計するのは、正直かなりブレます。
キーゾンが補ってくれるのは「月間推定販売数」の表示
キーゾンは、Amazonの検索結果ページや商品ページ上に、各商品の月間推定販売数を表示してくれるChrome拡張機能です。キーゾン本体は無料で使えます。
つまりKeepaが「推移」担当、キーゾンが「個数」担当。Keepaのグラフで需要が続いているかを確認し、キーゾンの数字で規模感を掴む。この2段構えにすると、目視カウントの荒さをカバーできるんですよね。
なお、キーゾンは実用的に使うにはKeepaの有料アカウントが事実上必須です。Keepaの無料版では十分に機能しないので、「キーゾンだけ無料で入れれば売れてる数が分かる」と思っていると、たいてい数字が出てこなくて詰まります。ここが初心者の最初のハマりどころです。
私が美容師時代にやらかした在庫の失敗
正直、私も最初の頃は「グラフがギザギザしてる=売れてる!」と思って、50個ロットでドカンと仕入れたことがありました。結果、半年売れ残って倉庫保管料だけ膨らんだんです…。
あのとき、キーゾンで月間推定販売数を見ていれば「月に2〜3個しか動いていない商品」だと気づけたはずでした。グラフの見た目の派手さと、実際の販売個数はまったく別物なんですよね。
Keepa×キーゾンの導入手順(キーゾンv3を入れる前に)

導入の順番には正解があります。キーゾンを先に入れて「数字が表示されない」と悩む方が多いので、必ずこの順で進めてください。
手順1: Keepaの有料アカウントを先に用意する
Keepaの有料プランは「Data Access」という名称で、月額€19、年払いなら€189/年(月換算で約€16、17%ほどお得)という料金体系です。1EUR≒179円で換算すると月額3,400円前後が目安になりますが、為替でも料金でも変動するので、最新の金額は必ずKeepa公式サイトでご確認ください。
無料版と有料版の違いや、どこまで無料で戦えるのかという線引きはKeepa有料プランの月額料金は?元を取る使い方も解説で詳しく比較しています。この記事では「キーゾンを動かすには有料アカウントが前提になる」という点だけ押さえておいてもらえれば十分です。
手順2: キーゾンのChrome拡張をインストールする
次にChromeウェブストアからキーゾンを追加します。キーゾンにはv3という表記のバージョンも存在しますが、細かい機能差については公式の情報が限られているので、ここでは断定しません。基本的には最新版をそのまま入れて問題ありません。
拡張機能を入れたら、Chromeの拡張機能一覧でキーゾンが有効になっているかを確認します。私はここでオフのままになっていて、30分ほど「表示されない…」と悩んだことがあります。
手順3: Amazon商品ページで連携を確認する
インストール後、Amazonの商品ページを開いて、キーゾンの月間推定販売数が表示されるかをチェックします。表示されない場合に私が見直すのは、だいたいこの3つです。
- Keepaの有料アカウントが有効になっているか
- Keepaの拡張機能とキーゾンの両方がオンになっているか
- Amazon.co.jpのページを開いているか(他国ドメインだと挙動が変わります)
ここまで通れば準備完了です。あとは商品ページを開くたびに、Keepaのグラフとキーゾンの数字が同じ画面に並ぶ状態になります。この環境を作るだけで、リサーチのタブ移動が一気に減るんですよね。
売れてる数の読み方|Keepaとキーゾンの突き合わせ方

ここが本題です。実際に私がやっている、判断までの3ステップを順番に紹介します。
ステップ1: Keepaで需要が「続いているか」を見る
まずKeepaのグラフを過去90日〜1年のスパンで開き、ランキングのギザギザがコンスタントに刻まれているかを確認します。月に10回以上ギザギザが入っているなら、ある程度の販売頻度が見込める傾向があります(※筆者の経験則)。
同時に見るのが、価格の推移と出品者数の推移。この3本線を別々の情報として読む癖をつけるのが大事です。線の種類や期間の指定方法など、グラフそのものの読み方はKeepaグラフの見方を初心者向けに完全解説でまとめているので、まだ自信がない方はそちらを先に読んでみてください。
ステップ2: キーゾンの月間推定販売数と照らし合わせる
次に、キーゾンが表示している月間推定販売数を見ます。ここで大事なのは、Keepaで受けた印象と数字がズレていないかの確認です。
- グラフは派手なのに推定販売数が少ない → 価格改定や在庫変動でギザギザに見えていただけの可能性
- グラフは地味なのに推定販売数が多い → 回転は安定しているが値動きが小さい、狙い目になりやすい
私はこの「印象と数字のズレ」を見つけたときに、いちばん判断ミスを回避できています。片方だけを信じないのが併用のコツなんです。
ステップ3: 90日平均価格で最悪ケースの利益を出す
個数の見込みが立ったら、最後は利益計算です。直近の販売価格だけで計算すると痛い目を見るので、Keepaの統計タブにある「90日平均価格」を基準にします。
最悪その価格でも利益が残るか。ここをシミュレーションしておけば、価格が落ちてきても慌てずに済みます。原価の確認から利益計算までの流れは1688商品リサーチで稼ぐ完全ガイド【中国輸入初心者向け】が具体的なので、あわせて使うとスムーズですよ。
Keepa×キーゾンで失敗する7つのパターン
私が実際にやらかした、あるいは周りでよく聞く失敗を7つに整理しました。先に知っておくだけで回避できるものばかりです。
パターン1: グラフを「なんとなく」で見てしまう
Keepaのグラフは情報量が多いので、慣れないうちは「下がってる、上がってる」程度の印象で判断しがちです。価格・ランキング・出品者数を別物として読む癖がつくまでは、意識的に3本を順番に確認するのがおすすめです。
パターン2: キーゾンの推定販売数を鵜呑みにする
キーゾンが出す月間販売数は、あくまで推計値です。実売と完全に一致するものではありません。「キーゾンが100個と言っているから100個売れる」ではなく、「この規模感なら初回は少なめに」と判断材料の一つとして扱うのが安全です。
パターン3: 30日のグラフだけで判断する
30日のグラフだけ見て「売れてる!」と判断するのは危険です。過去1年のスパンで見ると「実は瞬間風速だっただけ」というケースもあるので、最低でも90日、できれば1年スパンで確認していきましょう。
パターン4: Amazon本体の在庫を見落とす
Amazon本体が継続的に在庫を持っている商品は、価格競争で勝ちにくい場合があります。オレンジの線(Amazon在庫)が頻繁に出ている商品は、初心者のうちは避けるのが無難です。
パターン5: 出品者数の増加を見ていない
新規参入者が急増している商品は、これから価格崩壊が起きるサインかもしれません。出品者数が右肩上がりのグラフは「美味しそうに見えても罠」のことが多いんです。
私自身、これを知らずに飛びついた中国輸入のスマホアクセサリーで、仕入れ後1ヶ月で出品者が3倍に増え、価格がほぼ原価まで落ちた経験があります。あの悔しさが今のリサーチ精度につながっています。
パターン6: 季節変動を無視する
夏物・冬物・イベント物は、Keepaの1年スパンのグラフで季節の波を確認しましょう。キーゾンの月間推定販売数は直近の状況を映すので、旬の真っ只中だと数字が大きく出ます。「今売れてるから」と仕入れた瞬間に旬が終わるパターンは、季節商品でよくあります。
パターン7: 中国輸入の納期リスクを織り込まない
中国輸入は納期に1〜3週間かかるのが一般的です。Keepaで「在庫切れ→価格高騰」のパターンが繰り返されている商品は、納品が間に合わず機会損失になるリスクがあります。キーゾンの数字が良くても、納期を足したスケジュールで判断しましょう。
つまりKeepaもキーゾンも「過去のデータから未来を予測する道具」なんです。私は美容師の合間にスマホでKeepaを眺める癖がついて、お客さまのカットの待ち時間にリサーチしていた時期もありました。スキマ時間でも積み重なれば力になります。
注意点とKeepa×キーゾンのよくある質問(FAQ)
最後に、初心者の方から特によくいただく質問にお答えします。あわせて、数字の扱い方の注意点も整理しておきますね。
Q. キーゾンは無料で使えますか?
キーゾン本体は無料のChrome拡張機能です。ただし実用的に月間推定販売数を表示させるには、Keepaの有料アカウントが事実上必須になります。「キーゾンだけ無料で完結する」わけではない点だけ、先に知っておいてください。この仕組みと料金の詳細はキーゾンの料金は実質いくら?Keepa有料アカウントが必須な理由にまとめています。料金体系は変更される可能性があるので、最新情報は公式の案内でご確認ください。
Q. 表示される販売数はどこまで信じていい?
推計値なので、ピッタリ当たるものではありません。私は「桁が合っているか」を見る使い方をしています。月10個規模か、月100個規模か。この粒度で掴めれば、初回ロットを決める判断には十分役立ちます。
Q. 1商品のリサーチにかける時間の目安は?
慣れるまでは5〜10分かけて丁寧に。Keepaとキーゾンが同じ画面に並ぶ環境が整うと、1〜2分で判断できるようになる傾向があります。
Q. 狙うランキングは何位までが目安?
カテゴリにもよりますが、初心者は5万位以内を一つの目安にすると良い場合が多いです(※筆者の経験則)。ただし順位だけで決めず、必ずキーゾンの推定販売数と合わせて見てください。
Q. リサーチ後の仕入れ判断フローはどう進める?
- Keepaで需要・競合・季節性をチェック
- キーゾンの月間推定販売数で規模感を試算
- 1688などで原価を確認
- 利益計算ツールでFBA手数料込みの最終利益を算出
- 利益率20%以上なら仕入れ検討(※筆者の経験則)
リサーチ全体の進め方に不安がある方は中国輸入リサーチ完全ガイド|初心者が最初にやることから順に読むと、話がスムーズに繋がりますよ。仕入れが決まったあとの納品作業はAmazon FBA直納の流れを完全解説|初心者でも失敗しないにまとめています。
まとめ|Keepa×キーゾンで「売れてる数」を読めるようになる
Keepaで推移を読み、キーゾンで個数を掴む。この役割分担を意識するだけで、リサーチの精度は確実に変わってきます。
正直に話すと、私が捨てた思い込みは「グラフがキレイなら売れる」「ライバルが少なければ勝てる」の2つでした。出品者が少ないのは、そもそも需要がないからという可能性もあるんですよね。データを多面的に見る癖がついてから、ようやく仕入れの精度が安定してきた感覚があります。
最初はぎこちなくても、毎日10商品ずつでも見ていれば、商品ページを開いた瞬間に「これはアリ/ナシ」が判断できる日が来ます。リサーチは地道な作業ですが、積み重ねるほど精度が上がっていく分野なので、焦らず一緒に進めていきましょう。
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※本記事は私の経験則です。個人差があります




