Amazon IPIを200→500に改善した全手順

こんにちは、Nakoです。Amazon FBAで在庫を増やしていったら、ある日突然「IPIスコアが基準値を下回りました」という通知が届いて焦った経験はありませんか?私も物販を始めた頃、IPIの存在をちゃんと理解しないまま在庫を増やしてしまい、保管枠を絞られそうになったことがあるんです。
この記事では、IPIスコアを200台から500を目指して改善していくときに、何から手をつけるべきかを順番に整理していきます。経験則として、難しい施策はほぼ不要で、やることを絞れば数字は素直に動いてくれる印象です。読み終わるころには「明日からこれをやろう」という具体的な行動が見えるはずなので、最後まで読んでみてくださいね。
IPI改善は「滞留在庫の処分」と「補充タイミングの最適化」でほぼ決まります。新しいツールや特別な裏ワザは不要で、長期保管されている売れ残りを思い切って整理しつつ、在庫切れSKUを優先補充し、補充は小ロット高頻度に切り替える――この3点を回すだけでスコアは動き出します。
IPIスコアの基本と改善で押さえるべき評価軸

IPIスコアとは何か、ざっくりおさらい
IPI(Inventory Performance Index)は、AmazonがFBA出品者の在庫の健全性を数値で評価する指標です。つまり、あなたが送り込んだ在庫が「ちゃんと回転しているか」「無駄に倉庫を占有していないか」をAmazonがスコア化したもの、という理解で大丈夫です。なお、スコアの具体的なレンジは仕様変更されることがあるため、最新の数値範囲はセラーセントラルや公式ヘルプでご確認ください。
スコアが低いと何が起きるのか
基準値を下回ると、評価タイミングでFBA保管枠が縮小される可能性があります。つまり「これ以上在庫を送れません」という状態になるので、売上機会をダイレクトに失うんですね。逆にスコアが高いと枠が広がるので、攻めの仕入れがやりやすくなります。なお、評価サイクル(四半期/月次など)や基準値は仕様変更されることがあるため、最新の公式情報をご確認ください。
改善で意識すべき評価軸
IPIは主に「過剰在庫」「FBA販売率(売れ行き)」「在庫切れ率」「滞留在庫」といった観点で構成されると言われています。ただし評価軸の数や定義は時期によって見直されることがあるため、最新の構成要素は公式ヘルプでご確認ください。いずれにせよ、攻めすぎず、機会損失も出さず、回転を保つ――このバランスを点数化したものがIPIなんです。
IPIが下がってしまう3つの原因

売れ残りの長期保管在庫が積み上がっている
90日以上倉庫に眠っている商品は、IPIに地味だけど確実なマイナスを与えます。「いつか売れるはず」と置いたままにしている在庫こそ、スコアを引き下げている主犯なんですね。
在庫切れSKUを放置している
経験則として意外と知られていないのですが、在庫切れもIPIを下げる要因です。「販売機会を逃している」とAmazonに判断されるので、回転の良い商品ほど切らさないことが大事になります。
補充在庫を一気に送りすぎている
セール前などに在庫を大量に送り込むと、回転率が一時的に悪化して過剰在庫扱いになります。つまり、安心して買い切ったつもりが、IPIにはマイナスに作用してしまうケースがあるんです。
今日からできるIPI改善ステップ5つ

ステップ1:在庫健全性ダッシュボードで現状把握
まずはセラーセントラルの「在庫」→「在庫健全性」を開きます。ここに過剰在庫・滞留在庫・在庫切れSKUがすべて並んでいるので、現状を直視するところから始めましょう。
ステップ2:90日以上の滞留在庫をリストアップ
ダッシュボードから「90日以上保管されている在庫」を抽出してCSVに落とします。SKU・保管日数・在庫数・販売速度をざっくり並べると、整理対象が一発で見えてきます。
ステップ3:値下げ・セット販売・返送/廃棄で整理
リストアップしたSKUを「値下げで売り切れそう」「セット販売で動きそう」「もう諦めて返送/廃棄」の3つに振り分けます。捨てる勇気を持つことが、IPI改善では何より大事なんです。
ステップ4:在庫切れSKUを優先補充する
次に在庫切れになっている回転良好SKUをピックアップして、優先的に補充発注します。回転の良いSKUを切らさないことがIPI改善に直結するので、ここはスピード勝負です。
ステップ5:補充は小ロット・高頻度に切り替える
「3ヶ月分まとめて」ではなく「30日分を毎月」に切り替えます。倉庫に長く置かないことで保管料も抑えられ、IPIの評価軸である在庫回転率も改善しやすくなります。
改善する上で気をつけたい注意点
値下げしすぎてカート価格を壊さない
滞留在庫を捌きたい一心で大幅値下げをすると、カート価格が下がって他SKUの利益率まで悪化することがあります。値下げは段階的に、5〜10%ずつ様子を見るのが安全です。
返送費用と廃棄費用の損益分岐を見極める
返送と廃棄、どちらも費用がかかります。仕入れ値が安いSKUなら廃棄、まとまった在庫数があるなら返送のほうが結果的に得、というケースが多い印象です。
【2026年4月〜】長期在庫追加手数料に注意
FBA手数料の改定で、2026年4月15日から保管期間が12ヶ月を超える在庫に「長期在庫追加手数料」が新設されました。従来の長期保管手数料に上乗せで課金されるため、塩漬け在庫を放置するコストが以前より重くなっています。
「いつか売れるかも」と眠らせている在庫があれば、12ヶ月の壁が来る前に値下げ・セット販売・返送のいずれかに動くのが安全です。最新の手数料体系はAmazon Seller Centralの公式案内でご確認ください。
セール時期は補充量の調整に気を配る
プライムデーやブラックフライデー前は、つい大量補充に走りがちです。でも、セール後の在庫過多でIPIが急落するパターンもあるので、売れ行き予測を慎重に組み立てましょう。
よくある質問Q&A
Q. IPIスコアはどのくらいの頻度で更新される?
週単位で更新されるのが一般的です。評価タイミングで基準を下回ると保管枠が縮小される可能性があるため、評価サイクルや基準値の最新仕様は公式情報をご確認ください。
Q. 改善してから反映されるまでどれくらいかかる?
すぐには動かないことが多く、数週間〜1ヶ月単位での反映になるケースが多いです。焦らずに、毎週少しずつ動いていくのを見守る感覚で大丈夫です。
Q. 新規セラーでもIPIは表示される?
一定期間販売実績が溜まると表示されるようになります。最初は「集計中」と表示されることが多いので、まずは順調に出品・販売を進めていきましょう。
まとめ:IPI改善は「捨てる勇気」と「小さく回す習慣」
今日やることリスト
- セラーセントラルの「在庫健全性」を開いて現状を確認する
- 90日以上の滞留在庫を「値下げ/セット/廃棄」の3つに振り分ける
- 在庫切れSKUの補充発注を最優先で動かす
継続して見るべき指標
過剰在庫率・FBA販売率・在庫切れ率・保管料の前月比――この4つを毎週同じ曜日に確認するだけで、IPIの動きは自然と見えるようになります。
結論から言うと、IPIは派手な施策よりも「整理整頓」と「補充リズム」を地道に続けた人が成果を出しやすい傾向があります。難しい工程は少ないので、初心者の方でも取り組みやすいと思います。今日から1つだけでも動いてみてくださいね。
※本記事は私の経験則です。個人差があります。 ※サービス仕様は変更されることがあります。最新の公式情報をご確認ください。





