AmazonにJANコードは必要?取得・登録を解説

こんにちは、Nakoです。
「Amazonの新規出品にJANコードって必要なの?」「中国輸入の商品にどうやって付ければいいの?」——物販を始めたばかりのころ、私もここでかなり手が止まりました。セラーセントラルでエラーが出るたびに焦るんですよね。
この記事では、中国輸入の商品を新規出品(自分で商品ページを作る出品)するときに必要なJANコードを、自分で取得して付与する方法を一気通貫で解説します。GS1 Japanへの申請手順から、9桁の事業者コードを13桁のJANコードに変換する方法、FBA納品時のバーコードの扱いまで、私が実際に踏んだ手順そのままにまとめていきますね。
・中国輸入で新規ASIN(商品ページ)を作って販売するなら、JANコードは**必須**
・相乗り出品は真贋調査や商標トラブルのリスクがあるため、自分で新規商品ページを作る方針が安全
・JANコードはGS1 Japanで**自分で取得して付与する**のが正攻法(免除申請に頼らない)
・申請時のアイテム数は必ず**1000〜2000個**で出して9桁の事業者コードをもらう(100以下だと10桁になり後で困る)
・費用は初期申請料11,000円+登録管理費16,500円(3年分)の合計27,500円が目安
・FBA納品時はJANのバーコードを商品に貼る必要はなく、**Amazonが発行する商品ラベルのバーコードだけ見える状態**にする
JANコードとは?中国輸入の新規出品でなぜ必須なのか
JANコードの正体:13桁の世界共通バーコード
JANコードとは「Japanese Article Number」の略で、スーパーやコンビニでよく見かける13桁のバーコードのことです。国際的には「EAN-13」とも呼ばれていて、世界共通の商品識別コードとして機能しています。
つまり、世界中で同じ商品には同じコードが割り振られている仕組みです。1つのコードは原則として1つの商品にだけ対応し、重複させてはいけないというルールがあります。
JANコードはGS1(国際機関)が管理していて、日本では「GS1 Japan(流通システム開発センター)」が窓口になっています。なお、正式名称は「GS1事業者コード」ですが、世間的には「JANコード」のほうが浸透しているため、この記事でも「JANコード」と表記していきますね。
Amazonの新規出品ではJANコードが必須
Amazonで新しいASIN(商品ページ)を自分で作成するときは、原則として商品コード(JANコード等)の入力が求められます。
中国輸入のオリジナル商品を販売する場合、基本的には「自分で新規商品ページを作って販売する」流れになるので、JANコードは必須と考えてください。
相乗り出品ではなく「新規出品」を選ぶ理由
既存のASINに相乗りする選択肢もありますが、中国輸入では正直おすすめできません。
- 真贋調査のリスク:相乗り先のブランドから真贋調査を求められたとき、中国仕入れの商品では正規の証明書類が出せず、アカウント停止につながる可能性があります
- 商標トラブル:相乗りした商品のブランドが商標登録されていた場合、知らずに侵害してしまうリスクがあります
- 価格競争に巻き込まれる:同一ページに複数セラーが並ぶため、利益率を保ちにくくなります
これらを避けるためにも、自分で新規商品ページを作り、自分で取得したJANコードを付与して販売するのが安全な進め方です。
Nakoの経験談: 私も最初は「相乗りのほうが楽そう」と思って手を出しかけたんですが、相乗り先のブランドから請求書の提出を求められて慌てた話を周囲でよく聞きます。中国輸入で安定して稼ぐなら、最初から新規出品の手順を覚えてしまうほうが結果的に近道だと感じています。
詳しい背景は【知らないと危険!】Amazon中国輸入ビジネスでJANコードが重要な理由と取得方法完全ガイドにもまとめています。
GS1 JapanでJANコードを取得する手順
申請はGS1 Japanの公式サイトからネット申請
JANコードは、GS1 Japanの公式サイトからネットフォームで新規登録申請できます。法人でも個人事業主でも申請可能です。
申請の流れはこちらです。
- GS1 Japanの公式サイトにアクセス
- 「GS1事業者コードの新規登録申請」フォームに必要事項を入力
- 申請料・登録管理費を振り込む
- 約7営業日で事業者コードが郵送で届く
申請フォームの入力ポイント
申請フォームには「販売予定カテゴリー」「販売サイト」「売上区分」などを入れる欄があります。ここはあくまで予定でOKなので、深く考えすぎなくて大丈夫です。
- 販売予定カテゴリー・販売サイト:思いつくものを記入(後から変わっても問題なし)
- 売上区分:一番低い区分(区分Ⅱ-F)で問題ありません
費用の目安:初期申請料+登録管理費
費用は以下の通りです(個人事業主・法人いずれも目安)。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初期申請料 | 11,000円 |
| 登録管理費(3年分) | 16,500円 |
| 合計 | 27,500円 |
2021年8月以降、登録管理費は毎年更新になっていて、「1年ごと」と「3年ごと」の支払いを選べます。料金は同じなので、3年ごとを選んだほうが手間も少なくお得です。
※最新の料金体系はGS1 Japanの公式サイトをご確認ください。
【最重要】アイテム数は必ず1000〜2000個で申請する
申請フォームでつまずきやすいのが「商品アイテム数(予定)」の欄です。ここは必ず1000〜2000個で申請してください。
理由は以下の通りです。
- アイテム数を1000以上で申請すると 9桁のJANコード(GS1事業者コード) が発行される
- アイテム数を100以下で申請してしまうと 10桁のコード になり、登録できるアイテム数が少なくなる
- さらに10桁だと、後述のチェックデジット自動計算シートが使えなくなるため、JANコード生成の手間が一気に増える
アイテム数は後から追加することも可能なので、最初から多めに申請しておくのが正解です。
Data Bankへの登録は不要
GS1 Japanには「GS1 Japan Data Bank」というサービスがありますが、Amazonに出品するだけなら登録不要です。案内が来ても、無理に登録しなくて大丈夫ですよ。
Nakoの経験談: アイテム数の欄、最初に申請するときは「そんなにたくさん出さないし……」と少なめに書きそうになるんですが、ここは絶対に1000以上にしておいてください。私の周囲でも10桁を取ってしまって後から取り直しになった人がいて、二度手間と追加費用の話を聞きました。
届いた9桁コードから13桁JANコードを作る方法
9桁の事業者コードはそのままでは使えない
GS1 Japanから郵送で届くのは、9桁のGS1事業者コード(数字)です。ただし、この9桁をそのままAmazonに入力することはできません。
Amazonに登録するのは13桁のJANコードなので、自分で残りの桁を作って13桁にする必要があります。
13桁JANコードの構成
13桁のJANコードは、次の3つのパートで構成されています。
| パート | 桁数 | 内容 |
|---|---|---|
| GS1事業者コード | 9桁 | GS1 Japanから発行された自社固有のコード |
| アイテムコード | 3桁 | 自分の商品ごとに割り振る連番(001、002…) |
| チェックデジット | 1桁 | 前12桁から計算で求まる検証用の桁 |
つまり、9桁の事業者コードに「アイテムコード3桁」+「チェックデジット1桁」を自分で付けることで、初めて13桁のJANコードが完成します。
チェックデジットは自動計算シートでOK
チェックデジットは決まった計算式で求まりますが、毎回手で計算するのは大変です。GS1 Japanが公式に公開している自動計算シートを使うと、12桁を入力するだけで自動的にチェックデジットが算出されます。
なお、10桁のコードでスタートしてしまうとこの自動計算シートが使えないため、ここでも最初に9桁で取得しておく重要性が効いてきます。
アイテムコードは商品ごとに管理する
アイテムコード(3桁の連番)は、自社で重複しないように管理する必要があります。スプレッドシートで「商品名・アイテムコード・JANコード・ASIN」を一元管理しておくと、後から見返しても迷いません。
Nakoの経験談: 私も最初、9桁のコードが届いたときに「これそのまま入力するんでしょ?」と勘違いしました。13桁にするまでが取得作業、と覚えておくとスムーズです。スプレッドシートでの管理は地味ですが、商品数が増えてきたときに本当に効いてくるので最初から作っておくのがおすすめですよ。
取得したJANコードを新規商品ページに登録する流れ
セラーセントラルで新規商品ページを作成する
13桁のJANコードが用意できたら、いよいよAmazonに新規商品ページを作って登録します。
- セラーセントラルにログイン
- 「カタログ」→「商品登録」を選択
- 「Amazonで販売されていない商品を追加します」をクリック
- カテゴリーを選択
- 商品情報の入力画面で「製品コード(JANコード等)」の欄に13桁のJANコードを入力
- 商品タイトル・ブランド名・画像・説明文・価格などを順に入力
- 登録完了
新規商品ページ作成時のポイント
- ブランド名は自分で決めた自社ブランド名を入力(中国仕入れ先の名前ではなく、自分が販売する際のブランド名)
- 画像は自分で撮影もしくは加工したものを使う(仕入れ先の画像をそのまま使うと後でトラブルになりがち)
- タイトル・箇条書きはターゲットを意識した文言にする(リサーチで見つけたキーワードを自然に入れる)
JANコードが正しくGS1に紐づいたものであれば、製品コードの欄でエラーが出ることはほぼありません。
新規出品アカウントの作成自体に不安がある方は、【図解あり】初めてでも安心!Amazon出品アカウントの作り方を徹底解説|Nakoの実体験ベースもあわせてどうぞ。
Amazon(FBA)納品時のバーコードの扱い
JANコードのバーコードを商品に貼る必要はない
ここ、勘違いされやすいポイントなのでハッキリ書きますね。
FBA納品時、JANコードのバーコードを商品自体に貼る必要はありません。
JANコードはあくまで「Amazonの商品ページに紐づける識別コード」であって、物理的に商品へ貼り付けるのは別物です。
納品時に貼るのは「商品ラベル(ラベルシール)」
FBA納品時に必要なのは、Amazonが発行する商品ラベル(ラベルシール)のバーコードです。
商品の外装に見えているバーコードは、Amazonが発行した商品ラベル1枚だけにする。これが基本のルールです。
具体的なポイントは以下の通り。
- セラーセントラルの納品プランで発行される商品ラベルのバーコード(FNSKU) を商品に貼る
- 元の商品やパッケージに別のバーコードが印刷されている場合は、シールや無地ラベルで隠す
- スキャナーが読み取るのは1つのバーコードだけ、という状態にする
複数のバーコードが見えていると、倉庫側で誤認識・差し戻しの原因になります。
バーコード貼付のコツ
- 指定サイズで印刷する:小さすぎるとスキャナーが読み取れません
- 耐水・粘着力の強いラベル素材を選ぶ:Amazon倉庫内での扱いは想像以上に雑です
- 商品の平面部分に貼る:曲面は剥がれやすくなります
- 元のバーコードは完全に被せて隠す:一部でも見えていると誤読の原因になります
Nakoの経験談: 最初のFBA納品のとき、ラベルが小さすぎてスキャンエラーが出てしまったことがありました。「シールのサイズくらい大丈夫だろう」と思っていたんですが、全部差し戻しになって貼り直し作業が発生して……あのときの手間は今でも記憶に残っています。サイズはAmazonの仕様書を一度確認してから進めてみてくださいね。
JANコードに関するよくある質問
サイズ・カラー違いは商品ごとに別コードが必要?
結論から言うと、バリエーション(サイズ・カラー違いなど)は個別にJANコードが必要です。
Amazonのバリエーション出品では、親ASINに対してサイズ・カラーごとに子ASINが作られます。それぞれの子ASINに別々のJANコードを紐付けるのが原則です。
アイテムコードを連番(001、002、003…)で割り振っていけばよいので、アイテム数1000以上で申請しておけば当面は困りません。
取得したJANコードに有効期限はある?
GS1事業者コード自体は登録管理費を更新し続けている限り使えます。3年ごとの更新料を払い忘れると失効する可能性があるので、カレンダーに更新時期を入れておくのがおすすめです。
1つのJANコードを複数商品で使い回してもいい?
NGです。1つのJANコードは1つの商品に対して1つだけ割り振るのがルールです。色違い・サイズ違いも別商品扱いになるので、それぞれに別のJANコードを付与してください。
使い回すと商品ページの紐付けが混乱し、最悪の場合アカウントへの警告につながります。
まとめ
中国輸入で新規出品をするなら、JANコードは自分でGS1 Japanから取得して付与するのが正攻法です。ざっくり流れをまとめるとこんなイメージです。
| ステップ | やること |
|---|---|
| ① 申請 | GS1 Japanのネットフォームから申請(アイテム数は1000以上!) |
| ② 費用支払い | 初期申請料11,000円+登録管理費16,500円(3年分) |
| ③ 9桁コード受け取り | 約7営業日で郵送 |
| ④ 13桁化 | アイテムコード3桁+チェックデジット1桁を付けて13桁に |
| ⑤ 商品ページ作成 | セラーセントラルで新規商品ページを作成しJANを入力 |
| ⑥ FBA納品 | Amazonの商品ラベルのバーコードのみ見える状態で納品 |
最初は「申請が面倒そう」「13桁にするのが難しそう」と感じるかもしれませんが、一度自分で取得してしまえば、その後はアイテムコードを増やしていくだけです。新規出品の自由度がグッと広がるので、ここはぜひ自分で踏み越えてしまいましょう。
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※本記事は私の経験則です。個人差があります。



