こんにちは、Nakoです!
私は美容師として働きながら、副業で始めたAmazon中国輸入ビジネスで月商100万円を達成しました。
私自身、物販を始めた当初にぶつかった壁のひとつが「JANコード」でした。
Amazonでオリジナル商品を初めて登録しようとしたとき、
『JANコードを入力してください』
というメッセージが突然表示され、正直パニックになりました。
この記事では、JANコードを初めて聞いた初心者の方でも、Amazonでの販売をスムーズに進められるように、JANコードの基礎から実際の取得方法まで詳しく解説します。
1. JANコードとは?初心者向けにわかりやすく解説!
JANコードは、日本国内で商品管理のために広く使われている13桁の数字からなるバーコードのことです。
正式名称は「Japanese Article Number」で、日本ではスーパーやコンビニで売られる商品にはほぼ必ず印刷されています。
実は、私たちが日常的に目にするあのバーコードのことなんです。
国際的には「GTIN(Global Trade Item Number)」と呼ばれ、Amazonの画面では「GTINを入力してください」と表示されますが、基本的にはJANコードと同じものです。
つまり、Amazonで「GTINが必要」と出た場合は、「JANコードが必要」と考えてOKです。
2. Amazon物販でJANコードが求められる理由はこれ!
Amazonでオリジナル商品やOEM商品を販売する際、JANコードが必要になる理由は主に以下の3つです。
理由① Amazonの新規商品登録に必須だから
Amazonは商品を登録する際に「JANコード(GTIN)」を要求します。
特に新規の商品ページを作成する時や、自分のブランドとして商品を展開するときには、JANコードなしで登録できないことがほとんどです。
実際、私が最初に輸入したオリジナル商品を登録しようとした際も、このJANコードを用意していなかったため、商品ページが作成できず、販売開始が遅れてしまいました…。
理由② Amazon倉庫(FBA)での管理が効率化されるから
JANコードがあることで、商品の在庫管理や納品作業が効率化されます。
FBA倉庫では、商品に印刷されたバーコードをスキャンして管理しています。そのため、JANコードがある商品は納品や在庫確認がスムーズに行えるようになり、倉庫側からの信頼性も向上します。
理由③ 取引先やお客様からの信頼度が上がるから
JANコードは商品の正式な「身分証明書」のような存在です。
特にBtoB取引や小売店舗などで販売を行う場合、JANコードがある商品は信頼性が高くなります。
実際、卸販売の話を持ちかけられた際にも、JANコードを用意していたおかげでスムーズに話が進みました。
3. JANコードはどんなケースで絶対に必要?
次の表で、具体的な状況ごとのJANコード必要性をまとめました。
販売方法・状況 | JANコードが必要? |
---|---|
OEM商品やオリジナル商品の新規出品 | ◎ 必須 |
中国輸入・ノーブランド商品を自社ブランド化 | ◎ 必須 |
既存商品に相乗り出品(ASIN利用) | △ 不要(ASINのみでOK) |
楽天市場や自社ECサイト | ○ 推奨(あった方が効率的) |
特に、自分でブランドを作って販売するならJANコード取得は必須と考えましょう。
4. JANコードの正しい取得方法(2025年対応版)
JANコードを正しく取得する方法は、GS1 Japan(一般財団法人 流通システム開発センター)に「事業者登録」をすることです。
✅ 手順①:GS1事業者コードを取得する
- GS1 Japan公式サイト(https://www.gs1jp.org/)でオンライン申請
- 必要書類:
- 開業届(個人)または法人登記簿
- 本人確認書類(免許証等)
- 審査期間:約1〜2週間程度
✅ 手順②:JANコードを商品ごとに割り当てる
- GS1から発行された9桁のコード+自分で割り当てる3桁のコード+チェックデジット1桁で13桁完成
- 発行されたコードは自社商品に自由に割り当てOK
✅ 手順③:バーコードを作成・印刷する
- JANコード生成サイトやIllustratorなどのデザインツールで作成
- 商品パッケージに印刷するか、ラベルプリンターで印刷し貼り付け
登録費用は初年度約14,300円(商品数により変動)、年間維持費は約11,000円〜です。
一見高く感じますが、正規コード取得による信頼性向上の効果は計り知れません。
5. 絶対にやってはいけないJANコード取得方法(要注意!)
よくある間違いとして、「ネットで格安JANコードを購入する」という方法がありますが、これは大きなリスクがあります。
私も初期に格安JANを購入した経験があるのですが、実際にAmazonからエラーが出たり、最悪の場合アカウント停止につながる恐れもあります。
非正規コードは、他人の商品と重複してしまう可能性もあるため、正規ルート以外からのJANコード購入は絶対に避けましょう。
6. JANコード取得を避けるための「GTIN免除」という選択肢について
実はJANコードなしで商品を登録するための方法として、Amazonには「商品コード免除申請(GTIN免除)」という制度があります。
- 特定カテゴリ限定
- 審査が厳しく時間もかかる
- 却下されるケースも多い
免除申請よりもJANコード取得の方が確実で、ビジネスの幅も広がります。
私も、結局JANコードを取得する道を選びましたが、その後の展開が本当に楽になりました。
7. まとめ|JANコード取得でビジネスを盤石にしよう!
物販ビジネスを本格的に伸ばすなら、JANコード取得は絶対に避けて通れません。
信頼性アップ・取引拡大・在庫管理の効率化と、メリットは本当に多いです。
✅ 本記事の重要ポイントまとめ:
- JANコードはAmazon出品に必須
- 正規取得ならGS1 Japanがベスト
- ネット購入はリスク大でNG
- 免除申請もあるが、取得を推奨
JANコードを取得し、より安心してAmazon販売を成功させていきましょう!
次回は、「商標登録とブランド登録の具体的手順」をNako流に解説していきます。お楽しみに!